警備員になるためには研修が必須!8つのポイントをわかりやすく解説
警備員として働くなら必ず研修を受けなければならないって聞いたけど本当なのか?どんな研修があるんだろう、、、今すぐにでも働いてお金を稼がなければならないのに。警備員に関する研修の内容や時間について詳しく知りたいと思っていませんか?
実は、警備員になるためには最低20時間以上の研修(新任教育)を受ける必要があります。研修を受けなければ警備員になることはできません。
今回は、警備員になるための研修についてすべてを細かく解説します。
ぜひ、参考にしてください。
目次
警備員になるためには研修(新任教育)が必須となる
警備員になるためには研修(新任教育)を受けなければ働くことができません。この研修はたとえアルバイトであっても受ける必要があります。なぜなら警備業法で定められており警備の仕事は人命に関わる仕事だからです。
もし、警備員として1年以上働く場合はもう一つの研修(現任教育)も1年に1回受ける必要があります。
警備員として働きたい場合は、必ず研修を受けなければならないことを覚えておきましょう。
警備員が受ける2つの研修(新任教育・現任教育)について
冒頭でもお伝えした通り、警備員が受けなけれならない研修が2つあります。
- 新任教育
- 現任教育
2つの研修について詳しく解説します。
新任教育とは
新たに警備業務に従事する警備員は、最低20時間以上の新任教育を受けてから警備業務に就きます。研修の内容は警備員としてわかっていないといけない基本教育(基礎的な法令や知識、心構え、技能など)を勉強し、業務別教育を受けた後に現場で実地教育を受けます。
多くの警備会社では、最初の4日間の日程で集中的にこの研修を実施しています。警備業務で定められている欠格事由に該当していなければ誰でも研修を受けることが可能です。
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基本教育はテキストやDVDで行う講義と実技で構成されており、礼式と呼ばれる実技では敬礼や駆け足、大声を出す声出しの訓練があります。
業務別教育と実地教育は、施設警備、交通誘導警備、貴重品運搬警備、身辺警備、機械警備でそれぞれの専門知識と技能の講義を受け、実際に現場で体験する教育があります。
現任教育とは
現任の警備員は1年に1度、最低10時間以上の現任教育を受けます。現任の基本教育及び業務別教育は、各業務で現場の実態に即した教育を実施して警備員の知識や能力の維持向上を図っています。
長期的に警備員として働く方は必ず現任教育を受けなければなりません。新しい法令や技能を身につけ仕事の質を高めることができます。
現任教育も新任教育も研修終了後、感想文を書くことがあります。
警備員の研修で知っておくべき8つのポイント
警備員の研修では知っておくべき8つのポイントがあります。
- 研修中も給料は発生する
- 研修中は日払いはできない
- 研修は土日もある
- 研修が免除される場合もある
- 研修は基本的に落ちない
- 研修は厳しい場面もある
- 研修の服装は基本的に自由
- 研修だけ参加することはできない
以上の8つのポイントについて詳しく解説します。
研修中も給料は発生する
警備員の研修中でも給料は発生します。基本的には各都道府県の最低賃金で支給している警備会社がほとんどです。
※研修中の給料で無線機や誘導灯などを購入する場合があります。
研修中は日払いはできない
警備員の研修中は日払いをすることができません。なぜなら研修中は警備会社も仕事の報酬を得ることができないためです。警備員が現場に出なければ報酬が発生しないため研修中に日払いをしてしまうとデメリットになります。
研修は土日もある
警備員の研修は土日に行うこともあります。土日に行う場合も各都道府県の最低賃金で支給されます。
研修が免除される場合もある
警備員の研修が免除される場合があります。
- 直近1年以内に新任教育を受けている
- 警備業の各種資格を所持している
2つに該当する方は研修が免除されます。
研修は基本的に落ちない
警備員の研修は基本的に全員合格します。もし落ちるとしたら明らかに研修を受ける態度が悪い場合です。
研修は厳しい場面もある
警備員の研修は人命を守るために行うため、厳しい場面もあります。それは後々の現場でしっかりとした業務を遂行しなければならないからです。
研修の服装は基本的に自由
警備員の研修で特に服装の指定はありません。動きやすく学びやすい格好で研修に臨みましょう。
研修だけ参加することはできない
警備員の研修だけ参加することはできません。大前提として警備員として働くことが必須となります。
まとめ
警備員の研修について詳しく解説してきました。警備の仕事は人命に関わる仕事です。正社員だろうがパートだろうがアルバイトだろうが短期雇用だろうが絶対に研修を受けなければ警備員として働くことができません。
早く働きたい方でも安心してください。研修期間中でも最低賃金は発生します。しっかりと警備員になるための研修を受けて日本の安心と安全を守るスーパー警備員になりましょう。