警備員のモール(吊紐)とは?3つの役割と取り付け方とおすすめ商品
警備員が制服の肩に紐状のものをつけてるけど、あれって意味あるのかな??よくオフィスビルやショッピングモール、交通誘導の警備員さんが付けているのを見かけるけどなんだろう、、、意味があるならどういう役割を果たしているのか知りたいと思っていませんか?
警備員が制服の肩に紐状のものをつけている名称は「モール」と呼ばれています。止血帯や手錠などに使える警備員が身に着けるべき必須アイテムです。
今回は、警備員が制服の肩に付けているモールについて詳しく解説します。
ぜひ、参考にしてください!
目次
警備員が付けるモールとは?
警備員が付けるモールとは、「吊紐(つりひも)」とも呼ばれています。モールは、警備用具の一つで警備員の制服の肩付近についているねじれた紐を指します。緊急時のときに止血帯や手錠の代わりなどに使われる重要なアイテムです。
各警備会社によって独自のルールがあり、警備員のモールの色で役職などを表している警備会社やモールの大きさに制限がある警備会社もあります。
警備員は、警察官やその他の保安官と法的な権限が異なるため、第三者がこれらの公務員と警備員を間違えないために、制服は特に厳しく警備業法で定められています。
関連記事:警備員の服装には7つの決まりがある!警備業の制服について徹底解説
警備員が付けるモールの3つの役割
警備員が持っているモールには、3つの役割があります。
- 警笛をつなげる役割
- 事故発生のときの止血の役割
- 緊急のときの拘束の役割
上記3つが警備員のモールの役割になります。それぞれの役割について詳しく解説します。
警笛(ふえ)をつなげる役割
警備員のモールの先には警笛(ふえ)がつながっています。モールにつながっている警笛は制服の胸ポケットに入れておき、いつでも使えるようにしておくのが基本です。
警備員が警笛を使うのは主に車両誘導や緊急のときであり、歩行者に対しては使用しません。一般車両の緊急停止の合図や、工事車両のバック誘導などに警笛を使用します。
事故発生のときの止血の役割
警備員のモールは三つ編みになっており、かなりの強度があります。万が一近隣で事故などがありケガ人がでたときに止血帯として使用することもできます。
止血帯をして止血をすることを「止血帯止血法」と言い、警備員は働いている警備会社で正しい止血法を学んでいます。
緊急のときの拘束の役割
警備員のモールには様々な形状があり、緊急を要する事件が発生したときに手錠かわりとしても使うことができます。例えば、施設警備をしている最中に危険人物がいた場合はモールを使用して確保することができるのです。
警備員のモールの取り付け方
警備員のモールの装着方法はとても簡単にできます。
- 右腕をモールの輪に通す
- 制服の肩付近にあるエポーレット(留め具)でモールを留める
- モールの先に警笛(ふえ)を装着して右ポケットにしまう
上記3つの手順で簡単にモールを取り付けることができます。
警備員が付けるべきおすすめのモールランキングTOP3
警備員のモールでおすすめできる商品をランキング形式でお伝えします。
モールを選ぶときに3つのポイントがあります。
- 頑丈であるか
- カラーが多数あるか
- つけやすいか
上記3つのポイントを総合してランキングにしています。
【ガードマンスタイル】S300.S301.S302 吊紐(3色)[取寄せ]【0421158.59.60】
こちらの商品はとても丈夫であり壊れにくモールです。カラーも白、エンジ、黄色と多彩にありオシャレなモールになります。
G-best(警備用品)【S600】吊紐 葬祭用(白/黒)
こちらのモールは主に葬儀用として使用されることが多いです。葬儀やお通夜のときに警備をするときはこちらを購入しましょう。
ジーベック 警笛吊紐6本編18610-70-F 1861070F(8603588)[送料別途見積り][法人・事業所限定][掲外取寄]
こちらのモールは6本編の吊紐なので頑丈です。カラーも3色あり選びやすいモールになります。
まとめ
警備員が制服の肩付近につけているねじれた紐状のものは「モール(吊紐)」でしたね。警笛をつけておけることや緊急時に止血帯や手錠の役割を果たします。
警備員の服装は警備業法により、各都道府県の公安委員会に届け出る必要があります。モールをつける場合にもキチンと届出をしましょう。
警備員は人々の安全を守る日本になくてはならない職業です。これから警備員を目指す方も警備員をやってみたい方も一緒に働いてみませんか?未経験からでも安心して働ける警備会社のひごモッコスは大手企業にも負けない雇用条件です。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。